したっぱ昆虫細胞研究者のメモ

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2011年 05月 06日

バッタ胚セルライン

飛蝗とか問題児なのになかなかセルラインが出来ないバッタさんのセルラインの報告。
実は前にも2つくらいあったけど、どっちも絶えてて今不在だったはず。

Xin Zhang, Ying Feng, Wei-Feng Ding, Xiao-Ming Chen, Cheng-Ye Wang and Tao Ma
Establishment and characterization of an embryonic cell line from Gampsocleis gratiosa (Orthoptera: Tettigoniidae)
In Vitro Cell.Dev.Biol.—Animal (2011) 47:327–332

著者らは5-7日齢のバッタ卵を70%Et-OHで3分滅菌、顕微鏡下で開いて2つか3つの胚を12.5-cm2のフラスコに入れ培養しました。その後胚は取り除かれ、2mlの0.1%トリプシンで4分処理することで解離された。解離は0.2%のトレハロース、0.2%のTC-Yeastolate、20%のFBSを添加したGrace培地で止めた。胚組織をチューブに移し、150xg 5mimで集めて、そのペレットを3mlのフラスコでバラして25℃で培養した。毎週培地を半分交換した。150日目から増え始めたらしい。
FBSの濃度は30代くらいで25-20%、50代では20%-15%にした。25代まではゆっくりだった。最終的には15%にして、毎週サブカルチャーしてる。

培地にトレハロース入れるアイデアは初見かも!
培養細胞の位相差写真が素晴らしい。鞘翅目のになんか似てる。

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by koretoki | 2011-05-06 03:38


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