2009年 12月 02日

蛍光灯による化学的コンタミネーション

先日「シグマ細胞培養マニュアル」なるものをいただきました。
マニュアルと言ってもシグマの試薬のカタログなので、特に何の期待も持たずにぱらぱらとめくっていたのですが、技術情報のところが意外と面白い…

John Ryan
細胞培養における汚染物質の理解
シグマ細胞培養マニュアル 第3版 293-304

特に化学的コンタミネーションの項に”蛍光灯”が入っていてびっくりしました。なんでも、リボフラビンやトリプトファンが含有する培地を蛍光灯に暴露すると、過酸化水素やフリーラジカルが生成されると言うのです。以前から可能性は疑っていたので長期保存するときは遮光して置いたのですが、ちゃんとこういう研究もあったのですね。インキュベータの中に置いてある培地にも慌ててアルミホイルを巻きました。in vitroがin vitroであることを忘れてしまっていたようで、反省しています。

参考文献に挙げられていました↓
Wang RJ.
Effect of room fluorescent light on the deterioration of tissue culture medium.
In Vitro. 1976 Jan;12(1):19-22.


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by koretoki | 2009-12-02 15:19


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